補聴器の出力特性に関するパラメータ(利得・圧縮率・出力制限レベルなど)を算出する計算式。主に、初期フィッティングに用いられる。

計算には、主に補聴器装用者の聴力レベルを用いる。その他にも、年齢、性別、装用の経験などのパラメータを用いる。複数のパラメータを用いることによって、難聴の個人差を補聴器の特性へ反映することができる。

フィッティング処方式は、研究機関や補聴器メーカーによって開発され、それぞれのフィッティング処方式で目的が定められている。そのため、フィッターは装用者の特徴や主訴によって、フィッティング処方式を選ぶのが理想とされる。

 

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