補聴器の出力特性を決めるパラメータの一つ。

下図の入出力特性グラフでのピンク色の圧縮がかかっている部分の傾き度合いを示す。

 

補聴器は、周囲の音を大きくすることが目的であるが、難聴者が元々聞こえる程大きな音を更に大きくする必要はない。そこで、元々大きな音は利得を下げるような仕組みを「圧縮」と言う。

 

例えば、利得が20dBの補聴器で、圧縮をかけない場合は、

話し声(入力:60 dB) → 出力:80dB → 聞きやすくなる

叫び声(入力:90 dB) → 出力:110dB → 大きすぎる

という状態になってしまう。

過大音を避けるために、圧縮によって大きな音の利得だけを下げることができる。

 

圧縮機能の無い補聴器を「リニア補聴器」、圧縮機能のある補聴器を「ノンリニア補聴器」と分類することができる。

近年のデジタル補聴器では、圧縮機能を持つノンリニア補聴器が一般的。

 

入出力特性グラフから圧縮率を算出する方法は、「入出力特性グラフからの読み取る補聴器の特徴」で紹介しています。

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