補聴器の試聴とは、補聴器購入前に行うにお試しで使うことです。

補聴器は安くない買い物です。

買う前に、しっかりと試聴しておきましょう。

この記事では、補聴器の試聴について、以下の項目ごとにまとめています。

  1. 試聴の手順と期間
  2. 試聴の目的
  3. 試聴にかかる費用
  4. 試聴器でしてはいけないこと

試聴の手順と期間

お店やメーカーによってまちまちです。

私の知っている限りの情報ですと、

・1〜2週間の使用

・来店による装用効果の確認と調整

という流れを2〜3回行うお店が多いようです。

 

なので、試聴で使えるのは2週間〜1ヶ月ぐらいでしょう。

 

試聴の目的

補聴器の試聴で注目すべきポイントは2つです。

1.補聴器に慣れることができそうか

補聴器の音に違和感を感じてしまう人は多いです。

しかし、違和感は使用し続けていけば減っていくはずです。

周りのサポートを含め、試聴期間で補聴器と付き合っていけそうかの確認が重要です。

 

2.販売員は信頼できそうか

補聴器をしっかりと使い続けるためには、定期的な調整と点検が必要になります。

特に補聴器の調整には、販売員の力量が大きく影響します。

補聴器の調整に必要なことは、「補聴器使用者と販売員の会話」です。

会話によって、補聴器使用者が何に悩んでいるのか、何を改善したいのかを読み取り、補聴器の設定に反映していきます。

そのため、補聴器を使う人は、今後担当してくれる販売員が良い販売員かを見抜かなければなりません。

 

試聴にかかる費用

試聴に使う補聴器は、レンタルして使用します。

基本的には無料レンタルだと思います。

補聴器の費用にはサポート費も含まれているので、個人的には試聴は基本的に無料で行うべきだと思います。

なので、個人的には試聴でお金をとるお店は、あんまり良くないお店だと思ってしまいます。

レンタルなので無くした場合とかは、お金かかると思います。

 

試聴でしてはいけないこと

すごく当たり前を書いておきます。

試聴器を返さない

ダメです。ちゃんと返しましょう。

ご家族の方もちゃんと返したかご確認ください。

試聴器を使い続ける

これはもっとダメです。しかし実例があるのです。

試聴器を借りて、紛失してしまった体で、違うお店に何気なく調整をお願いに行ってしまう困った人がいるみたいです。

ぶっちゃけ泥棒ですよね。

しかし、これはバレます。

メーカーもお店も、試聴に使う補聴器は「試聴器」として製品とは別に管理しています。

なのでバレます。

気づいた販売員さんは心苦しいと思うのでやめてあげてください。

 

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